Θたけのこ たびの話とか

たびの話、科学の話、読んだ本の話 とか

WHAT IF? ランドール・マンロー

~してみたらどうなるだろう、という思考実験。


 

 

・自転が突然止まる

 赤道で秒速470mの暴風が2、3分。熱波と大波。昼夜が6か月ごと。やがて月が自転を取り戻してくれる。

・光速で飛ぶボールを打つ

 ボールが空気と核融合反応しプラズマ化、巨大クレーターが残る

・レーザーポインターで月の色を変えよう!

 世界の石油備蓄を2分で使い切ってしまう

・人類全員でジャンプ!

 どうやって片方に集まるんだ!地球は原子一個分も動かない 

・レゴでNYとロンドンに橋を架けよう!

 自重で崩れてしまうから埋め立てるしかない。ロンドンを買ってNYの隣に移す方が安い!

・地球の反対側の二人がお互いを歩いて探す

 約3000年後出会えるかも。海岸線を歩く。痕跡(日付と方向)を残す。

・半分空(=真空)のコップ

 真空と接する麺が沸騰し衝撃波が生じる。

フェデックスVSインターネット

 異動だけならフェデックスの方が早い、けどデータを入出力する時間が・・・

大英帝国

 なんと、日没が無い!

・すべての雨を集めた雨粒

 6億t.直径1km超。時速320km(秒速90m)。発火+衝撃波+洪水。

フェイスブック

 2100年頃、死者の情報の方が多くなる。そのときまであるのか??

ウィキペディアの印刷

  6台のプリンタが必要。

 

雑食動物のジレンマ

The Omnivore”s Dilemma(’06) マイケル・ポーラン ”09

 

何でも食べられるので、何を食べるべきか悩まないといけない

Omnivore 1あらゆる種類の食べ物を食べる動物

         2幅広い分野に好奇心を持ち、勉強し、吸収する者

雑食の特徴 1味覚 甘さへの偏向+苦みの忌避 2調理 解毒など

      →環境への適応+食物新規性の嗜好

 

トウモロコシ 1カロリーに1カロリーを超える石油を使う

       化学肥料

       飼料にするとガスが溜まり反芻する牛などは病気になりやすい

       果糖は難消化性 カロリーにならない いくらでも食べられる

水泳

水泳・クロール (すいえんさ~)

伸ばした腕より前に頭を出すことで足とのバランスを取る

腕を掻く際に体や顔ごと捩じる

ある程度泳げるようになるまでバタ足はしない方がいい

 とあるスイミングスクールでプロに任せろ、とか言われもくもくとバタ足だけを一年間させられていたのはなんだったのだろう

4拍子で3拍息を吐き、腕を上げたところで一気に吸う

科学イベント

子供向けの科学イベントがけっこうたくさん開催されていて、いろいろな体験ができたりする。大学とかで開催されるものはいろいろなセクションがあって、各セクションで待つことになるので、いくつかしか回れない。

 

・青少年のための科学の祭典(学芸大学)

 一般的な科学をからめた遊びから、最先端技術までいろいろと体験できる。

 ひたすら待たせたり、整理券を配布したり、いろいろ。事前に分からないので・・・

 なぜか子供はスライム作りが好きなんだよね。。家でも簡単に作れるのだから、家でできることのために時間を割かなくても、と思うのだけど・・・

 3Dプリンタの体験は、作成に数十分かかるので、待ちが長い。

 

理化学研究所の一般公開

 子供向け、というわけではないけど、最先端の研究に触れられる。ペットボトルロケットとか子供も楽しめる。

 

・科学未来館でたまたまデジタルコンテンツEXPO

 子供向け、と思っていた施設でビッグサイトとかで開催される見本市のような内容。先端ICT技術が発表されていた。

オーロラ

子供の学校で発表する自由課題。たまたまオーロラに触れる機会があり、世界を旅する番組でもオーロラを見たりしていて、オーロラを題材に。

 

オーロラの発生原理は難しい。太陽風(風といってもプラズマ しかも物質の状態変化は固体・液体・気体に加えプラズマも習うらしい)が地球の地磁気に引き寄せられて降り注ぐときに地球の大気の窒素や酸素分子と衝突する際の発光現象。

オーロラは磁極から20°前後外れた場所に発生する。高度100~数百kmの上空に現れるので、上端部分はそこから離れた場所でもみられる。

オーロラは、窒素で紫色や赤色、酸素で赤色になるそうだ。

オーロラは日本でも見れる!北海道で見える。磁極が移動していて推古天皇の頃や鎌倉時代に京都で見られた記録があるそうだ。

 

「LIVE!オーロラ」を主宰する古賀祐三氏のお話を伺える食事会。DVDも。

コニカミノルタプラザの「宇宙から見たオーロラ展」。JAXAや古賀祐三氏による展示。(コニカミノルタプラザが閉鎖されてしまうのは残念です)

 

 

食塩水で虹

水を7つの容器に同じ分量づつ用意

ひとつに溶けきれなくなるくらいの寮の食塩を溶かる

その量の食塩を6で割って、それぞれにその5分、4分、3分、2分、1分を溶かす。

ひとつはただの水になる。

食塩が少ししか溶けていない方から赤橙黄緑青藍紫の絵具を溶かす。藍とか、いくつか省略した方が見やすくはなる。

空の透明の容器にスポイトで1cmくらい塩分の一番濃いものを入れる。順に1cmくらい水が混じらないように静かにスポイトで乗せていく。

飲み物、食べ物に関する書籍

「世界を変えた6つの飲み物」  ’07 トム・スタンデージ

(ビール)ユーフラテス・ナイル

     穀物は保存運搬が容易で水に浸せばすぐに食べられる

     安全で栄養のある水

     欲しい時欲しいだけ作れる

(ワイン)地中海

     一時に作って保存 → 富と地位の格付け

蒸留酒)高アルコール濃度で場所をとらずに保存でき、運送が容易 貿易品

(コーヒー)アルコールを禁じたイスラムで広まる

      ロンドンのコーヒーハウスから民主主義、証券取引、大学

      砂糖を入れるためサトウキビのためプランテーション奴隷貿易

      オランダがジャワから安く輸入しだしたのでイギリスは茶に転換

(茶)殺菌作用からイギリスの工場の健康管理用飲料

   中国にアヘンを輸出する原因 のちにインドで生産することで中国が不要になる

(コーラ)殺菌作用があるものと信じられていた

     薬事法除外に成功し売れ出し、禁酒法のもと広まった

     米軍の進駐に合わせて世界中に広まる

(水)先進国は安全な水道水があるのに入るのにボトルで買っている

   一方で12億人が安全な水が手に入らない 紛争の原因

 

「コメを選んだ日本の歴史」 ’06 原田信男

「肉食の思想」 ’66鯖田豊

「じゃがいもの世界史」 ’08 伊藤章治

「おいしい穀物の科学」 ’14 井上直人


 

(コメ)栄養価が高く力を与えてくれる聖なる食物

    頑張れば増収できる →土地生産性 先祖代々の土地

    魚や豚・鳥とセット

(ムギ)粉にし、焼く 水車・かまど →領主

    頑張っても増収困難 →労働生産性 三圃制・放牧

    肉や乳とセット 栄養価は米に劣る

(イモ)水分が多く栄養が少ない 保存できず大量に食べる必要がある

    やせた土地でも育つのでやむをえず普及

     →ロシア・ドイツ・アイルランドアンデス

(トウモロコシ)1カロリーに1カロリーを超える石油を使う

        化学肥料

        飼料にするとガスが溜まり反芻する牛などは病気になりやすい

        果糖は難消化性 カロリーにならない いくらでも食べられる

(雑穀)収穫が不安定

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