フローベール

「感情教育」L’education Sentimentale

大上段に構えた題のため、読むのに少し抵抗。

フレデリック・モローがバルザックのラスティニャックのように成り上がるために法律を学びにパリに。いったんノジャンに帰郷する際にジャック・アルヌーという工芸美術商と知り合い、その婦人に恋する。パリで再会。デローリエとの学生生活。

故郷の名士ロック氏の娘ルイーズに好かれる。アルヌー夫人とのデートの約束の日、フランス二月革命

富豪ダンブルーズ氏の未亡人と結婚し、夢をかなえる一方、夜はロザネット(カトリーヌ)のもとに向かう生活。

ルイーズ、あの娘はぼくを愛してくれた。あの幸福をつかんでいればよかったのに。ルイーズは友人の弁護士デローリエと結婚。

フレデリックがアルヌー夫人への思いを断ち切れずにいることに、デローリエからもちかけられてダンブルーズ夫人がアルヌー氏への債権回収のために競売にかける。

アルヌー夫人と再会、白くなった髪を切りとり渡され、永遠の別れ。それがすべてだった。 

ローリエと和解。それぞれ離婚。あのころがいちばんよかった。

 

「ボヴァリー夫人」Madame Bovary

医者になったシャルル・ボヴァリーは資産家の未亡人エロイーズ・デュービックと結婚し死別し、ルオー爺さんの娘エンマと再婚した。エンマはケチな夫に嫌気がさして散在。ロドルフ・ブランジュと不倫し駆け落ちしようとしたが直前に逃げらる。借金がふくらみ、次の不倫相手書記官レオン・デュピュイも逃げていく。服毒自殺。