理化学研究所 和光地区 一般公開
理化学研究所 和光地区 一般公開 2017/4/22
ブラックホールの大きさは所属する銀河の大きさに比例する。ブラックホールが吸い込み切れなかったものが噴出されていて、それが銀河形成の源となっているかも。
薄い膜に鉄球を置くと沈む。他に鉄球をその周りを回すと、つられて動き出すことで、惑星などの動きを再現できる。
天書の証明 という本が面白い。
・冷却原子でみるボース・アインシュタイン凝縮の世界
磁石を水に浮かべると、規則的に並ぶ。
・植物からプラスチックをつくろう!
植物からとれる油や糖を美生物に食べさせると、プラスチックができる。土に触れると微生物が食べてくれて、分解されてしまうらしい。もらったクリアファイルで実験!?
・ふしぎなふしぎな宇宙の世界
宇宙ステーションの説明。宇宙ステー所はサッカーコート一面分の広さだけど、太陽光パネルが大半で、人のいる範囲は飛行機2機分。90分で地球を一周する。地表300kmの場所にあるが、地球の引力で落下し続けていて、ある程度の高さにまで落ちてくると噴射して高度を上げる。燃料が途絶えたら落下してしまう。3D映像でスペースシャトルを見る。
・スーパーコンピュータと計算科学を知ろう!
整理券。
スマートフォンは82年のコンピュータと同じ性能。当時2t、10畳くらいの大きさ。
スーパーコンピュータはだいたい10MWで淡路島と同じくらいの電力消費。グーグルが100MWといわれている。新幹線が定格で17MW、平均で8MW。人間の脳は20W、400kcal。アルファ碁が25MWなので、人間はとても省エネ。
スーパーコンピュータの使用例として風洞シミュレーションを3D映像で見る。
稼働中のHOKUSAI、Shoubu。
・子どもの言語発達ってどうやって調べるの?
赤外線センサーで黒目の場所を検知して目が見ている場所を特定する。風船などを映写し、それを見つめると割れる仕組みで、デモンストレーション。会話が困難な者に、文字盤から入力させることに使われたりしている。まばたきくらいでは、視線は外れない。近赤外線なので、目への影響がない。ちなみに眼圧センサーとは違う。
・独楽を回して自分の色をみつけよう!
白黒の模様の独楽を回すと、色が現れる。その色の見え方は、人によって違うし、中心からの場所によっても違う色に見える。
次々と錯視の例が見つけ荒れている。錯視の状況を踏まえたシステムなど。
・匂いを感じる脳のしくみ
匂いの成分ごとに感覚器があり、匂いの成分ごとに脳への伝達経路が異なる。匂いの成分は、食べ物だったり、生殖だったり、など。ゼブラフィッシュで実験。体が透明なので、色を付けると外から観察できるようになる。
動物細胞は酵母細胞と構造が似ているので、酵母細胞で実験している。
・手作り分光器
・ニホニウムの発見
ニホニウムの説明。元素番号113.現在119番以降の元素を探っている。新たなグループになり、安定した元素だと考えられていているが、どんな性質なのかわからない。
とても人気で、低学年の子もこどもの科学などで得た知識を披露していた。
・チャレンジ!だるまおとし!
ふだんできる機会はないので、面白い。力が弱くてもうまく落とせているので、どうやら素早くするだけではないみたい。2回チャレンジして、やりたければまた並ぶ。
・モノの中身をのぞいてみよう
モノをスライスして撮影し、内部まで含めた画像処理。マウスも実際にスライスして撮影されたそうでしまうす。
未来のデジタル図鑑として、カブトムシの中をのぞける図鑑。
グーグルストリートビューみたいな映像を撮影する機械。毎秒何十万か所も距離を測り、立体画像を取得する。cm単位で測れるので、道路やトンネル壁面の凸凹も図ることができ、劣化状態が検知できるようにしていく。ちなみに赤外線なので、水を通り越してしまうので池などの情報は取得できないが、水でできている人間には無害。
・電気でお絵かきしてみよう!電気分解と未来のエネルギー
ジュースを浸した紙に電極を当てると色が変わるので、それで絵が描ける。
深海の熱水噴出孔付近の生物のエネルギー源を探している。熱水噴出孔の中の高温部分と外側の岩石が電池の構造になり、電気を発生させていて、それをエネルギー源として生態系が成り立っているようだ。ちなみにマリンスノーは途中でなくなってしまうので生態系を維持する程度には堆積しない。
・ものづくりを変えた超先端加工技術
~LED基盤から宇宙開発まで
とても固く電気を通す人工サファイア。スマホの画面にも使われている。ちなみに不純物があると色が着き、宝石としては色があった方が価値がある。
・金ミラーを作ろう
金をガラスに蒸着させる。すでに整理券が発見終了。