Θたけのこ たびの話とか

たびの話、科学の話、読んだ本の話 とか

四書五経

四書:大学・中庸・論語孟子

五経:詩・書・礼・楽・易・春秋→楽が外れる

 

大学:礼記の42篇が独立 初学入徳の門

    三綱領 明徳を明らかにする

        民を親しくする

        至善に止まる

    八条目 平天下 契矩(けっく)の道

        治国 恕 思いやり

        斉家

        修身

        正心

        誠意 自ら欺くことなき

        致知 知識をおしひろめる

        格物 物事の本質としての理を窮める

中庸:礼記の31篇が独立 中庸の徳は、本性としての誠にもとづいてこそ完成する

     天の命ずるをこれ性と謂う

     性に率(したが)うをこれ道と謂う

     道を脩(おさ)むるをこれ教(おしえ)と謂う

    中:喜怒哀楽の感情が動き出す前の平静な状態

    和:感情は動き出したが、それらがみな然るべき節度にかなっている状態

論語孔子の言葉

 注釈書として論語集解(しっかい)三国時代

       論語集注(しっちゅう)朱子学

       論語義疎(六朝)と論語正義(北宋)は科挙に採用されず

孟子孟子の言葉

 

詩経:民謡や歌謡→道徳規範の教科書

   詩経311 黄河 神霊への祈願、季節、祭り、先祖の功績 感情に流されない

   楚辞17篇 長江 古代神話               悲喜にあふれる

    六義:分類 風:諸侯の国々で歌われたうた そえうた

          雅:調停の楽師により編成されたうた ただことうた

          頌(しょう):宗廟祭祀で歌われる王朝の賛歌 いはひうた

       修辞 賦:比喩を使わない かぞえうた

          比:直喩 なぞらへうた

          興:(きょう):譬えを引きつつテーマを導く たとへうた

書経:王者の言説

礼記:行動規範

楽:演奏

易経:占い 十翼:宇宙や万物の生成、人間の処世方法

 

春秋:魯の年代記 注釈書として三伝 公羊伝・穀梁伝・左氏伝 礼により政治を解説

 

国君は民を軌(祭祀や武事の講習をきちんと行う)物(木材を択んで定めの形色に合わせる)に従わせる

全は逃がすな 悪は伸ばすな 悪を伸びるにまかせれば、やがて己に降りかかる
相手の気持ちを考えて事を行うのが徳の準則であり礼の常規
名において義が決まり、礼によって政の骨組ができ、政によって民を正す
戦うための資産 礼(民が譲り合う)楽(和合を楽しむ)慈(親族を愛す)愛(死者を哀惜)
大徳 勲功ある者に酬い、近親者を親愛し、側近を信頼し、賢人を尊重する
大姦 聾(聞く耳をもたぬ人物)に依存し、昧(見る目のない人物)に従がい、頑(頑迷な人物)嚚(ぎん 口達者な者)を登用
善き人物を立てれば国は鞏固になり、年長者を国君にすれば順当だし、可愛がられていた者を立てれば孝になるし、以前からの友好国と結べば安定する
九功の徳
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