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アーネスト・ヘミングウェイ

「the sun also rises日はまた昇る

邦題からは颯爽とした復活の話かと思いきや、againではなくalsoなんだよね。読んでいると繰り返される日常、という意味のような気もするが、そこからもがいて抜け出す兆しも見えてくる。会話に出てくるa lost generation 失われた世代 とよく訳されているが 自堕落な世代 lostは迷子 さまよえる。 でもさまよえる子羊はstray sheep。よく言われる、失われた20年、はこの言葉からきているような気がするが、受け身形ではなく、この小説のようなもっともがいている感が欲しい。「人生は着実にすぎ去っていくのに、自分は存分にその果実を摘みとっていない」「面白いじゃないか、そう想像するだけで」