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地形

子供の頃から地図を見るのが好きで、特に地形図が好きで、なぜこの地が発展したのだろう、なぜこの地を荒そうなのだろう、なぜここが境界になったのだろう、とか想像していた。

 

「日本史の謎は「地形」で解ける」竹村公太郎 

文明は地形に基づく「安全」「食糧」「エネルギー(昔は木)」「交流」といった下部構造に支えられている。

 

瀬戸内海からは波のおだやかな大和川の方が航行しやすくて奈良に都が作られた。淀川は難波、浪速という地名のように航行が困難だった。奈良が木の伐採や水の悪化、それに伴う疫病の発生等により住みにくくなり、逢坂から琵琶湖、日本海濃尾平野に抜けられる京都に移った。

比叡山は逢坂という京都への入り口となる場所を抑える重要な場所で、武装が許され、信長も欲しがった。

 

遠浅の砂浜 攻めにくい自然の擁壁。鎌倉も駿府も江戸も。

 

河川改修 日本の平野は関東平野をはじめ沼地ばかりだたっところ河川改修で洪水を減らし、地下水位を下げ田に変えたりしてきた。徳川家康が会の川締切で東京湾に流れていた利根川霞ヶ浦の方に逃がしたり、石狩川信濃川を改修した。

 

権力者がいないと自然が無くなる。東京も北京もテヘランも権力者が土地を抑えていたので自然が保持された。大阪は庶民の町なので、土地が細分化され、自然も無くなっていった。農地解放で東京も自然が減った?

 

参勤交代のおかげで日本の一体感が保たれ、方言の分化が抑えられたことが、植民地化を防ぐことにつながった。一方で、日本人の単身赴任へのこだわりの無さにもつながった。

 

公共交通としては利用できず、車の道路は発展しなかった。すべて自分で担いで歩いたので、いろんなものを小さくすることに執念を燃やすようになった。

 

ピラミッドは土砂を堆積させる、土壌流出を防ぐための施設で、そのため土砂に埋まったものが多い。そのうちギザの3基のピラミッドは三角州で河川の流れが複雑な場所の道標の役割として大理石で光が反射し、3基で位置関係が分かるようにした。

「地形で読み解く鉄道路線の謎」 竹内正浩

鉄道路線は地形に従順

当初は軍部は鉄道よりも軍備の優先を主張していて、フランス式の砲台などの鎮台を整備していたが、ドイツ式の部隊を機動的に移動させるために鉄道整備を推進するようになった

 

山手線 品川~赤羽をいわば海線山線のように敷設された後で、豊島線が敷設されて環状化

品川付近はかつて海で漁師のために海岸から話して築堤された

上野は寛永寺周辺が戊申戦争で焼失した跡地を活用。崖下の未利用地を利用して王子まで敷設

 

東武東上線新河岸川の廻船業者の業態転換

新京成線東京湾利根川分水嶺に敷設されたのでくねくねしている