ロビンソン・クルーソー
あまりにも有名な小説で、子供向けのイメージがあったのですが、面白かった。
難破して島に漂流したロビンソン・クルーソーは、助かったのが一人という状況に絶望していましたが、悪いことと良いことを書き出しました。無人島に一人しかいない、しかし、私だけ助かった。とか。それで、前向きに生きる決意をします。
ロビンソン・クルーソーは家をつくり、獣から守るための柵をつくります。木を削ったりりするのにとても苦労しているのですが、意外にも食べ物にはそれほど困りませんでした。ぶどうがなっていて、ウミガメがいて、肉と卵が手に入り、やぎもいました。やぎは家畜にもして増やしていきます。そして米や麦も育てます。どれだけいつ蒔くかということには気を使っていて、農具をつくったり補修したりすることには苦労していますが、育てることには苦労しなかったようです。
生活が安定した後、この島にときおり訪れる地元の集団との戦いがあったり、また謀反を起こされたスペインの船がやってきたりしますが、ここでの戦い方等もタイミングの図り方とかが丁寧に表現されていました